高知県と大阪体育大学は、2022年3月25日にスポーツ振興や教育分野で協力する包括連携協定を締結
しました。
今回はその連携事業の第一弾として、8月9日（火）〜8月11日（木）大阪体育大学体育実技研究部に来高いただき、県内の子どもたちへのニュースポーツ体験会や運動指導、スポーツ事業者との交流を実施していただきました。
本活動は、中山間地域における子どもたちへの運動指導の「指導者派遣のモデル事業」として、全国的に子どもたちの健全な心身の育成を目指す公益財団法人ライフスポーツ財団（大阪府）の支援を得つつ、高知県スポーツ課と高知県スポーツコミッションが各所と連携を取りながら実現いたしました。
（各地において感染防止ガイドラインを遵守の上、実施いたしました。）
メインの活動は10日（水）に行われ、南国市立スポーツセンターにて、NPO法人まほろばクラブ南国の放課後支援事業「キッズアカデミー」に通う子どもたちを対象に、Tボールやキンボールなどのニュースポーツ体験会を実施いただきました。子どもたちは初めて触る大きなボールに大興奮しながら、大学生との交流を楽しみました。この活動には県立岡豊高校の生徒会や、高知工科大学スポーツマネジメント研究室の学生、龍馬学園スポーツ健康学科の関係者らも参加し、今後の県内のスポーツ人材育成にもつながる活動となりました。
夕方にはNPO法人こうなんスポーツクラブ・香我美サッカークラブに所属する小学生を対象に、チームワークを育むことを目的としたプログラムを実施いただきました。
また、その他の日程で大学生たちは、仁淀川アウトドアセンター（仁淀川町）でのクリスタルカヤック・SUP体験を通して世界に誇る仁淀川の美しさを体感したり、NPO法人YASU海の駅クラブ （香南市）でのユニバーサルビーチにて、モビチェア（水陸両用車いす）体験を通じて夜須の海で共生社会について学びました。各地では、事業者の方々から事業のねらいや意義なども学ぶことができ、非常に充実した3日間となりました。
大学生たちは３日間の初めての府外での活動を終えて、充実した合宿だったと振り返り「子どもたちが楽しんでくれてよかった」「また高知に来て、地域で指導をしていきたい」と今回の活動に価値を見出してくれました。
大阪体育大学体育実技研究部の皆様、ご協力いただきました多くの関係者の皆様、ありがとうございました！
